平素より東京新聞をご愛読、誠にありがとございます。東京新聞は31年4月1日から、月ぎめ購読料消費税込み、朝夕刊セット3700円、朝刊3100円に改定させていただきます。31年3月13日1・2面の社告から引用、東京新聞は購読料を、これまで消費税率引き上げに伴う改定を除き、本体価格を1997年2月に改めて以来22年間、据え置いてまいりました。東京新聞は「首都圏の地元紙」をモットーに、親しみやすい新聞を目指しております。首都圏の話題やスポーツ、国内外の出来事、身近な生活情報などのニュースを幅広く発信するとともに、徹底した経費節減を図り、できうる限り低価格でお届けするように努力してまいりました。
しかし現状では、新聞製作経費の増大により、経営状態は厳しさを増しています。また、物流関係を中心とした人手不足が深刻化するに伴い、労務確保などの諸経費が上昇し、新聞販売網の維持が難しくなっております。今後も、戸別配達制度を維持し、確実に読者の皆さまに新聞をお届けしていくために、引き続き経営努力を続けてまいりますが、この度の購読料改定にご理解をいただき、引き続いてのご愛読をお願い申し上げます。購読料の改定に伴い、皆さまからの声をもとに記者が調査して報じる「ニュースあなた発」のほか、子育てサイト「東京すくすく」など東京新聞独自のデジタル記事も一段と充実させていきます。なお、一部売りの定価は朝刊120円(消費税税込み)10円の値上げとなります。夕刊は50円となります.今回、心ならずも料金改定をお願いすることになりましたが、料金見直し後も首都圏において東京新聞の購読料はなお低価格です。そして、読者の皆さまとともに歩む新聞であることに何ら変わりはありません。今後も全社員による徹底的な経費節減努力を続けていきます。購読料改定の事情にご理解、ご賢察を心よりお願いいたします。 所長:三浦宏・三浦仁
東京新聞31年4月より購読料改定させていただきます