朝日学生新聞社 児童文学賞第9回受賞作 認知症になったおばあちゃんと、現実を受け入れ成長していく小学5年生の辰子。
連載時から大きな反響を呼んだ。朝日小学生新聞の連載小説。まちがいない。おばあちゃん回線が、またつながったんだ!
小学5年生の辰子は、両親と認知症のおばあちゃんと4人で暮らしている。認知症の影響で孫の名前を思い出せないおばあちゃんに、
何度も名前を聞かれる辰子は、次第に寂しさをつのらせていく。「顔が広くて、太っ腹で、いつも着物姿でかっこよくて、私の自慢だった
おばあちゃんはどこへ行っちゃったの・・?」そんなある日、辰子は、おばあちゃんの記憶の回線がつながる「魔法の呪文」を見つけるのだがー。
緒川さよ作 久永フミノ絵 親子で読めると大人気!
おばあちゃん、わたしを忘れてもいいよ