9月17日 オトナになった女子たちへ 伊藤理佐

朝日新聞2019年9月13日25面:「いかのおすし」会議 「いかのおすし」を、初めて聞いた時の気持ちを忘れない。いかない のらない おおごえをだす すぐにげる しらせる の標語なのだ。子供達が自分を守るのだ。学校からお便りが配られた。「いかのおすし・・」おもわず、言ってみる。特に反対でもないが、なんだか賛成でもない。なんか「他には、なかったんだろうか」 なのだった。我が家の夜の会議にかけられた。まず、「わたしたち夫婦は、イカのお鮨、大好き!」宣言から始めた。イカは、もう一回たのむほど好きだ。最少に刺し身、も大好きだ。しかし、こんな似たような2人じゃ、イカ以外の案が思いつかない。お酒を飲んでいるからだろうか。イカが食べたくなってきたんですが?(以後、質問はリサ)「干したのならするが」(ヨシダサン。以後ヨ) ーいかのおすし決定時も会議が開かれたと思いますが?  ヨ「都庁の何階かでね」 ーいや、これ全国版では? ヨ「まさか。コレ、江戸前鮨でショ」 ー東京湾の話ですか?などの、質疑応答のあとに、「子供はイカとお鮨が好きだから、という意見が出のでは」と、なった。「イカ好きならいっか、って、だれか言ったよね」「長時間の会議に疲れて」多数決をとったはず・・この「どうして、いかのおすし?」会議、けっこう全国の各家庭、夫婦の間で開かれたのではないか。そして、それも計算ずくの「いかのおすし」ではなかったのか。わたしの脳内役所の人が「ダサイくらいが心に残るんですよ。みんなが『他になかったのか?』って思うような、ね」と、言っている。しかし、わたしはいると思う、「いかのおすし」以上の標語をおもついた夫婦が。それはどんななのか。お鮨なのか。パンなのか。なんなのか。知りたい。もう我が家では「いかのおすし」以外は考えられない。

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