5月21日 鉄道の定員超過なぜ許される

朝日新聞5月21日3面:『大型連休に「新幹線乗車率130%」といった数字をよく耳にします。乗用車の定員オーバーは禁じられているのに、鉄道はなぜ許されるのですか。(広島県 自営業男性 80代)』
Re:お答えします
立っている人も安全保てるため  乗用車の定員超過は道路交通法に違反し、罰則があります。旅客機もシートベルトを備えた座席数までしか乗せられません。それ以上乗ると危険だという保安上の考え方から、法令で厳しく定められています。
一方で鉄道については、国土交通省令に「客室(客車)は、旅客が安全に利用することができるものであること」と記されているものの、定員についての規則はなく、罰則もありません。車両に定員を明示する義務もありません。国交省の担当者は「鉄道は一度に多くの人を運ぶのが目的で、車両は定員を上回ることを想定し、安全を保てる構造になっている」と説明します。
鉄道の定員は各社が独自に決め、用途によっても違います。快適さを重視する新幹線や特急の多くは、座席数が定員になります。乗車率は一般的に定員に対する乗客数の割合で、定員約1300人の新幹線N700系の場合、すべての席に客が座っていれば100%です。
ところが通勤・通学の列車は、座席のほか、「立席」といってつり革や手すりにつかまることができる乗客分も定員に含みます。つまり乗車率100%は、立っいる人がかなり目立つ状態です。国交省の目安では、250%で「電車が揺れるたびに体が斜めになって身動きできない」状態になります。
かつては300%を超え、「通勤地獄」「痛勤」と嘆かれた時代もありました。車体が重すぎれば、バランスやブレーキの利きに影響する可能性もあります。このため、各社は乗車率を下げようと取り組んでいます。
JR西日本の担当者は例として、臨時列車の運行やダイヤの見直し、新路線の開業などを挙げています。連休前に新幹線の指定席の予約状況を発表することも、乗客の集中を避ける目的があります。(広島敦史)
😥 いくらんでも乗車率250%は、明らかにブレーキの利きは大丈夫か心配になります。

朝日新聞ASAの伸光堂西部販売 森林文化協会

ご予約・お問い合わせはお気軽に

Tel0120-740-276

〒352-0011 埼玉県新座市野火止8-14-29

ページトップへ戻る