4月23日 糖尿病 重症化防止へ本腰

朝日新聞4月22日29面(埼玉西部):県は、糖尿病が重症化するおそれのある県民向けに、手紙や電話で受信を勧める活動について、今年度から対象自治体を40市町に広げる。2014年度以降、計30市町で実施したところ、受信者の加増や患者の健康状態の改善など一定の効果が表れたためとしている。
県の取り組みは、市町から県国民健康保険団体連合会(国保連)を通して委託を受けたNTTデータ(東京)が健康診断や投薬データを基に重症化のリスクの高い患者を抽出し、その後、保健師などが書類による通知や電話で患者に医療機関の診察を勧めたり、生活指導をしたりするもの。
県保健医療政策課によると、抽出患者のうち、診察を受けていない人は14、15年度で計5622人。このうち、診察を勧められた後に受診した人は807人だったという。また、保険指導を受けた参加者は不参加者に比べ、糖尿病の進行具合の目安となる血液中のグリコヘモグロビン「HbA1c」の数値が改善したという。
糖尿病が悪化すると人工透析が必要になるが、1人あたりの年間医療費は人工透析を受ける前に比べて約10倍の約500万円に膨らむ。
県内市町村の国民健康保険(国保)年間300億円の赤字だが、人工透析患者数は年々増加している。
県が取り組みを拡充する背景には、国保の運営が18年度に市町村から県に移管されることを控え、国保の赤字を少しでも圧縮したいという狙いもある。 一方、糖尿病の治療が必要にもかかわらず、「自己管理できている」「症状がない」などという理由で診察を受けない人は依然、患者全体の8割を占めているといい、さらに受信者を増やすための取り組みが今後の課題だという。
同課の担当者は、「診察を勧めるだけではなく、糖尿病の悪化がいかに怖いかという啓発活動を積極的に進めていく必要がある」と話している。
(高橋克典)
糖尿病:血糖値を下げる働きのある、膵臓から分泌されるインスリンの作用が不十分で、血糖値が慢性的に高くなる症状。悪化すると人工透析が必要になる。ウイルスなどが原因で発症する1型糖尿病と、生活習慣などが原因で発症する2型糖尿病がある。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、県内の糖尿病患者数(2013年)は約31万8千人。01年と比べて約2.1倍に増えている。
😥 他人ごとではない病気ですね。

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