4月22日 朝霞少女誘拐 捜す会会長の男性

東京新聞4月22日26面:思い伝わりうれしい 朝霞市で2014年3月、当時中学1年生の少女が誘拐された事件。2年にわたりほぼ監禁状態に置かれた少女の心の支えとなり、脱出する勇気を与えたのは、街頭でチラシを配り、情報提供を呼び掛ける両親や地域の支援者たちの姿だった。支援活動を続けてきた「朝霞市行方不明女子中学生を捜す会」会長の男性(44)は「皆の思いが伝わっていたことがうれしい。今後も少女と家族を地域で支えていきたい」と話している。

「お父さん お母さんが一生懸命にチラシ配ってたの知ってるよ」。少女の父親(48)によると、3月27日に東京都内で保護された少女は、再開した両親にこう話したという。
少女は、寺内樺風(かぶ)容疑者=未成年者誘拐容疑=の隙をうかがい、同容疑者のパソコンで両親や捜す会の活動を知り、脱出を決意したという。父親は「いろんな方が娘を探していることを知り、それが娘の勇気につながった」と感謝した。
捜す会会長の男性は、誘拐当時、少女が通う市立中のPTA会長。男性の次男は小女の一学年上で、同じ学習塾に通う顔なじみだった。「少女のご両親の気持ちを考えると居ても立ってもいられなかった」。途方に暮れる両親を助けようと、三か月後、市内の小中学校の保護者や周辺自治体の保護者らに呼び掛けて捜す会を結成した。
少女の写真や名前を掲載したチラシを毎月一回程度、少女の両親とともに市内外の駅などで配り、フェイスブックでも情報提供を呼び掛けた。朝霞市にも協力を要請し、やがて市ぐるみの支援活動に発展。北海道や新潟県など遠方にも足を運んだ。
中学生や教職員も支援した。生徒は当初、チラシ折りなどの準備に専念していたが、少女の卒業式を控えた今年3月10日には、駅でのチラシ配りに60人以上が参加した。2年間で配ったチラシは20万枚以上。中心メンバーは10人ほどだが、支援活動の参加者は計数百人に上がる。
それでもなかなか有効な情報は集まらず、「何度も心が折れそうになったことがあった」(男性)。多くの応援メッセージが届く一方で、少女の家出を疑う声もあった。男性は「くじけそうになったとき、ご両親の必死な姿に励まされた」と振り返る。
少女が保護された今、捜す会はインターネット上に残る少女のチラシや情報の削除依頼を続けている。少女の将来に悪影響を及ぼさないようにするためだ。男性は「容易なことではないが当初から覚悟していた。少女と家族が平穏な日常を取り戻すための環境を整えるのも、私たちの役割だ」と力を込める。(服部展和)
😕 捜す会の会長様、お疲れ様でした。また、これからもご支援よろしくお願いいたします。

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