31日 赤ちゃんポスト受け入れ

朝日新聞2017年5月29日夕刊10面:16年度、最少の5人 親が育てられない子どもを匿名で預かる慈恵病院(熊本市)の「のうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に、2016年度に預けれた子どもは5人だった。熊本市が発表した。07年5月の開設後、年間の預け入れとしては最少だった。
市によると、内訳は新生児が3人、乳児が1人、幼児が1人。預け入れた理由(複数回答)は「生活困窮」が2人、「不倫」が1人、「世間体・戸籍」が1人、「育児不安・負担感」が1人など。親の居住地は熊本県が1人、熊本県以外の九州が2人、不明2人。すべてが医師や助産師らの立ち合いがない自宅出産で、虐待や刑法上の問題とみられるようなケースはなかったという。
開設して10年で預けれた子は、計130人になった。08年度に最多の25人が預けられたが、11年度以降は年間10人前後で推移していた。市によると、昨年4月の熊本地震の明確な影響は確認していないという。
慈恵病院の蓮田健・副院長は「開設当初に比べ近年は預け入れが少なく、目的を果たしているのか心配していた。理由には、若い人に存在を知られなくなったことや、九州の熊本県という地域に一つしかないことが考えられる」とのコメントを出した。(池上桃子)

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