1月19日 障害者と健常者が卓球で交流 大宮で25日から大展覧会

東京新聞2020年1月19日26面:デコったあスリッパ募集 卓球のラケットとして使うデコレーション(装飾)したスリッパ「デコッパ」を集めた「大展覧会」が25日~3月28日、さいたま市大宮区の旧大宮図書館で開かれる。今春のさいたま国際芸術祭に併せた企画で、作品を募集中。初日時点で100足の展示を目指し、主催する同区のNPO法人クッキープロジェクトは「自由にデコってワクワクする作品を寄せてよしい」と呼びかけている。デコッパを使った卓球は、障害者と健常者が一緒に楽しめるレクレーション競技として同NPOが考案。2012年から福祉作業所の利用者や職員、一般の卓球愛好者らが参加する競技大会を開いている。装飾方法は人それぞれ。100円シップなどで売っている普通のスリッパを用いて、キルトや毛糸を貼り付けて動物やキャラクターをデザインしたり、造花などで装飾したりする。製作に定期的に取り組む同NPOのメンバーでダウン症がある川口市の五十嵐咲さん(26)は「みんなで作っていくのが楽しい」と魅力を語る。展覧会は旧図書館を会場とした芸術祭の市民プロジェクトとして企画された。テーマや素材、表現方法は全て自由だが、必ず両足分の製作が必要。作品は旧図書館内に残る雑誌の書架コーナーに並べる予定で、各雑誌のバックナンバーを入れる箱も装飾などで自由に使えるため、同NPOは事前に出品受け付けをした上で、初日に持参することを呼び掛ている。同NPO理事の谷居早智世さん(48)によると、芸術作品としてデコッパを広く募るの初の試み。谷居さんは「障害者も健常者も一緒に遊ぶことでもっと距離が近くなる。アートの力で交流が進んでほしい」と話している。今月25日には、旧図書館周辺のパレードやスリッパ卓球の体験会も開催予定。出品者には午前10時半の集合を呼び掛ける。出品方法は、同NPOのホームページ(「クッキープロジェクト」で検索)で紹介中。26日以降の展示日は3月上旬まで不定期となる。

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