子どものホスピス【2】

朝日新聞1月20日31面:2012年脳腫瘍と診断された兵庫県の女の子(4歳)は放射線治療を受けることになった。完治は望めないと説明を受けてきたが、できる限り治療を続けようと決めた。2月中旬から週5回、5週にわたって放射線治療を受けた。退院後は腫瘍が大きくなるのを抑える抗がん剤などを飲み月1回、血液検査などで経過を見た。薬の副作用はなく症状はおさまっていた。だが翌年1月家族で出かけた初詣先で女の子の足元がふらついた。抑えていた症状が再び出た。主治医の先生から残された時間は多くないことを伝えられた。こども病院のスタッフから開設したばかりのこどもホスピスを紹介された。スタッフが24時間いて、兄や弟も泊まって過ごせる。しかし父親はすぐには受け入れなれなかった。ホスピスには「ただ死を待つ」という負の印象があった。「見学にきてください」という病院の提案を受け、2月上旬に4日間の体験利用をした。お風呂やトイレ、台所などがあり家族全員が泊まれる。日中は大阪近郊の水族館や動物園を巡った。夜は、病院側が用意した食材で家族5人そろったたこ焼きパーティーなどした。「ここは本人や家族にとっても、良い場所なのかもしれない」両親はそう感じた。

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