子どものホスピス【1】

朝日新聞1月19日30面:風邪もひかず、兄や弟と走り回る元気な女の子だった。当時4歳に異変が現れたのは2011年の暮れだった。トイレに行ってもときどきおしっこが出ない。走ると転ぶようになった。翌年2月「おしっこが出ーへん」と言って泣いた。近くの泌尿器科を受診したが、膀胱に異常はなかった。医師に言われて、片足で立つとふらついた。すぐに小児科へ紹介状を書いてもらいCT検査など一通りの検査後、両親は診察室へ呼ばれ医師に「脳幹神経膠腫」(のうかんしんけいこうしゅ)の可能性が高いですと伝えられた。命に係わる脳腫瘍だ。6日後、MRI検査の結果から詳細な診断名を告げられた。「びまん性橋神経膠腫」脳幹の「橋」(きょう)という部分に腫瘍ができ、運動神経や排尿に障害を起こす。1年生存率50%未満。放射線治療ができるが、完治は望めないという。両親は「治療の可能性があることは何でもお願いします」と伝えた。「娘さんの人生のためにできることをしてあげてください」という主治医の言葉が胸に刺さった。娘が動揺しないために「これからは笑っていよう」と決めた。
😐 5回掲載されます。治療が成功して完治するよう願います。

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