フランチャイズ「対等」名ばかり

朝日新聞4月18日23面:本部への支払い■激しい「パワハラ」 コンビニに塾、ファーストフード。今や身近なフランチャイズ(FC)ビジネスでは、多くの店主が働く。本来は本部と「対等」な関係のはずだが、「上下関係」や過労に悩まされる店主が少なくない。 夜通し勤務週3日
コンビニ最大王手「セブンイレブン」の店長だった埼玉県川越市の大塚史靖さん(42)は、「本部社員のパワハラに悩まされた」と話す。
夜通し勤務週3日 「練馬南大泉5丁目店」(東京都)の店主になったのは2007年。事前に「1日の売り上げはすぐに70万円になる」と説明されたが「自分は届かなかった」。人件費を削ろうと、ほぼ毎日出勤。夜通しの勤務も週3日ほど入った。
本部に支払う「ロイヤルティー」は、「売上総利益」の半分以上。12年4月の損益計算書を見ると、その額306万円。従業員の人件費などを引いて手元に残った利益は14万円足らずだった。
「店舗経相談員」と呼ばれる本部社員の日々の来店指導も厳しかった。返品作業にミスがあると、商品のドライフルーツの袋を壁に投げつけて怒鳴ったという。社長の視察が決まると、事前に店を訪れ、鍋焼きうどんの食品棚を片足で指し「なんで空いてんだよ」と客前でなじったという。
13年5月、出勤途中に車を引き返し、山へ逃げた。数日後、病院に行くと「適応障害」と診断され、店主を辞めた。「弁護士に相談しても、雇用関係にないから難しい、といわれた。辞めるしかなかった」 セブン&アイ・ホールディングスは「店への指導で多少強い口調になったかもしれないが、ものを投げたり商品を足で指したりなどはしておらず、パワハラはなかった」としている。
ノウハウ提供ほぼなし 個別指導塾を全国展開するFCに加盟した男性は、「本部からのノウハウ提供がほとんどなかった」と振り返る。 本部から指導員が来るものの、指導といえば「窓が汚れている」「売り上げが低い」といったことばかり。それも、毎年のように担当者が代った。
教え方のマニュアルもなし。テキストは市販の問題集の表紙を替えただけだったという。講師の採用も、自分で人材会社に広告料を支払って募集した。ロイヤルティーは年間売り上げの11~12%で、数百万円に上がった。このほかにも、生徒が20人増えるごとに50万円、毎月の「広告分担金」1万5千円などの支払いもあった。13年秋、ロイヤルティーに見合ったサービスを受けていないと感じ、「きちんと指導してほしい」と本部にメールすると、年明けに社長や法務担当社員らが教室にやってきた。メールについて「本部への文句である」と断じ、いきなり「オーナーを辞めてほしい」と告げた。不信感が募り、退会して自分で塾を開くことにした。(疋田多場)
フランチャイズ(FC) コンビニなどでみられる、本部の外から店主を募る事業方式。店主は独立事業に比べてブランドやノウハウを活用できる代わりに本部に対価(ロイヤルティー)を支払う。本部は、自社以外の労働力で事業を広げられるメリットがある。 本部と店主の関係は対等とされているが、仕入れ先の自由がなかったり、弁当の値引き販売が制限されたりするなど、経営の裁量に限りがあることが多い。2015年には東京都労働委員会が、最良の少ないコンビニ店主は「労働者」だとする判断を示し、店主らで作る労働組合との団体交渉に応じるよう本部に求めた。
🙄 新聞販売店も同じ様な形の契約と思いますが、一昔前は書かれているようなパワハラのような事があったと聞いています。しかし、この問題は大きく店舗展開する会社でも店長の裁量権などで取り上げられていましたね。大変ですが肩書に「長」が付けば、報酬と責任がついてまわります。 社内でえらくなるのも開業するのも大変ですね。

朝日新聞ASAの伸光堂西部販売 森林文化協会

ご予約・お問い合わせはお気軽に

Tel0120-740-276

〒352-0011 埼玉県新座市野火止8-14-29

ページトップへ戻る