「絶食」短縮 早く退院

朝日新聞2月23日33面:胃や腸の手術の前後は食事を止める「絶食」が常識だったが、最近は絶食期間を短くし、患者の回復力を高める試みが、一部の病院で始まっている。患者にとっても苦痛が少なく早く退院できる利点がある。2月上旬、北海道内に住む60代の男性会社員は手稲渓仁病院(札幌市)で胃がんの手術を受け、5日後に退院した。歩いて病院前のJRの駅に向かった。「2週間は入院するかと思っていたので短くびっくりした。短いとストレスが少ないだけでなく、面会に来る家族にも迷惑をかけなくてよかった」と話す。(中略)短くなった大きな要因は絶食期間の短縮だ。胃や腸の手術する場合、胃の内容物が逆流して肺に入ることなどを避けるため、手術前には絶食が必要と考えられてきた。しかし、絶食が続くと体力が落ちるうえ、空腹の苦痛がある。外科部長は「手術後の痛みのコントロールが大切。いたいと動けないし食べられない。動くと食欲も出て、体力も早く回復する」と話す。この病院では麻酔の工夫で痛みを抑え、順調なら手術翌日からベットから離れて病棟内を歩いているという。早期退院を進めるには、病院全体での取り組みが必要だ。中でも医師、看護師、栄養士らによるチーム医療が欠かせない。

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