9月15日 未来ノート テニス 錦織圭

朝日新聞2017年9月10日29面:大切にする言葉 「努力」小6の時も今も 錦織圭(日清食品)は中学生のころ、自らを奮い立たせる「格言作り」に熱中した。「今だ 勝負しろ いいな~」 チャンスと見極めたら一気に勝負に行け、というテニスに直結するものもあれば、人生全般に当てはまる「作品」も残っている。「いつでも だれでも ラッキーはくる そう思え!」 「生きるのがつらい時いつも自分をふるいたたすように」「この命 どう使う」
今年6月、取材で久しぶりに錦織本人にみてもらったら、「うわあ、すごいこと書いていますね。本当におれがかいたのかな」と苦笑しつつ、懐かしがった。
27歳の今、自分をもり立てる言葉は何かを聞いた。「一言になっうけど、『努力』ですね。今年は優勝とか、バーンという派手な結果が出ていない。でも、毎日の積み重ねで努力するしかない。心が折れたり、あきらめたりしたら、そこで負けですから」
錦織は小学6年にのとき、学校で自分を紹介する新聞を作り、「好きな言葉」に「EFF0RT→努力・継続」と書いた。「少年時代から同じですね」と聞くと、真剣な表情で言った。「今年はまた意味合いが違った努力というか。すぐ報われるかわからないけど、努力しないことには始まらない。たとえ結果が出なくても・・」。今季は錦織自身、停滞感を感じてきた。30代のベテランたちが健在ぶりをアピールし、若手の台頭も著しい。中堅世代で板挟みにあうなかで戦う覚悟がのぞいた。今は、右手首痛からの早期復帰をかなえる努力も加わる。
錦織は6月の取材で、少し話を広げた。「一つのことにこだわらず、新しいことに努力する勇気も大切。一度きりの人生だから、挑戦する権利があるだけ幸せ」。そう言ってから、付け加えた。「まあ、僕にはテニス以外ないですけど」(稲垣康介)
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