6月7日 週刊ネットで何が・・・

東京新聞2018年6月2日25面:西城さん葬儀にも「転売ヤー」 西城秀樹さんの「お別れ会」が行われたが、参列者に配られた品(ポストカードやお清めの塩など)に加え、西城さんが出演していたCMにちなみ、「バーモントカレー」をセットにしてオークションサイトに出品する例が相次いだ。さすがにこれは不謹慎個人を冒涜するといった批判が巻き起こりニュースにもなった。実際に5万円台での入札も相次ぐなどした。
こういった反感を買う出品があった場合、妨害工作をすることもある。今回は西城さんのグッズに対し、買う気がないのに100万円や200万円といった入札をし、値をつり上げ最終的には落札をしないといった嫌がらせも発生。同様のことは2014年12月に大行列となった東京駅開業100周年を記念した限定Suicaの祭も起きた。あまりにも人が多く並び過ぎたため大混乱となり、JR東日本はいったん販売を打ち切った。駅員に詰め寄る人々が殺到している様もニュースになった。こうした騒動があった後、オークションサイトにはこの限定Suicaを出品する人が相次いだが、この時も「99億円」で入札するなど妨害があった。
昨今「転売ヤー」という言葉が少しずつ知られるようになっている。年始の福袋や限定品の販売の祭、バイトを雇ってまで商品を獲得し、高値で転売去る人のことを指す。物理的に行くことができなかった人にとっては高額でも支払う価値があると考えるのかしれないが、並んだ末に売り切れ、買えなかった人などからすればこうした転売ヤーの存在はたまったものではない。
コンサートのチケットなども転売ヤー対策が最近はされるようになってきたが、ヤクオフ! やメルカリなど個人間で売買できる今こそモラルが求められるだろう。何しろ、西城さんのファンでもなんもなんでもない人間がおそらくは喪服を着てわざわざ転売するために並んでいたわけだから、その心中のおぞましさに多くの人が戦慄したのだ。だが、我々メディアの人間も同様のことはやる。記者会見やプレスデーと呼ばれるメディア限定の取材日に行くと記念の品を主催者からもらう。これがオークションに出品されることもまあまああるのだ。実にさもしい。(ニュースサイト編集者・中川淳一郎)

朝日新聞ASAの伸光堂西部販売 森林文化協会

ご予約・お問い合わせはお気軽に

Tel0120-740-276

〒352-0011 埼玉県新座市野火止8-14-29

ページトップへ戻る