2月24日 新座市 ごみ減へ集団資源回収

朝日新聞2018年2月15日28面:40市で「最少」1人1日68㌘ 新座市は「県内の40市で最もごみ排出量が少ない市です!」とうたう。しかし、2015年度の環境省調査では、最小は1人1日あたり761㌘の富士見市。どういうこと?
種あかしは「集団資源回収」という制度にある。1月中旬の朝、新座市野火止3丁目の道路端に2代のトラックが止まった。 新聞▽雑誌・雑がみ▽段ボール▽紙パック▽布類の5種類に整然と分けられ、積み上がった「資源物」は作業員が手際よく回収していった。ごみの総排出量から、この集団資源回収量に占める集団資源回収量の割合は14.2%で、全63市町村で最も高い(15年度)。
市の集団資源回収は、1988年6月に始まった。2005年11月からは全市域で実施されており、今では全61町内会とPTA、少年野球チームなど98団体が参加している。市は、この5種類の回収量に応じ、登録団体に「奨励金」を支払う。奨励金は1キロ4円で、16年度は2400万円が支払われた。市リサイクル推進課の玉井晶子課長は「ごみの量を減らせるし、地域活性化にもつながっている」と話す。
同年度、市がごみ収集業者に支払った委託費は約2億1千万円。「集団資源回収がなければ当然もっとかかった」と玉井課長。03年度決算でみると、集団資源回収によって6千万円のコスト削減効果があった。「積もり積もれば。町内会にとっては大きなお金」こう話すのは、平林寺西側の収宅街約900世帯が加入する、西分町内会の長谷川会長(69)だ。江戸時代に玉川上水から分水した用水路、全長約24㌔の野火止用水の清流を取り戻す活動を続けており、毎年6月の「ホタルの夕べ」もその一つだ。地元の人が施設で育てたホタルを観賞するお祭りで、運営費の一部に奨励金約9万5千円(16年度)をあてた。
そこで出た黒字分をバス旅行や敬老会などの活動費にあてる。集団資源回収を頑張った分だけ、自分たちにも恩恵が返ってくる。この好環境で、若い世代も町内会活動に積極的に参加しているという。長谷川さんは言う。「皆が同じ方向を向き、地域のために動く。その中心として集団資源回収が大きな役目を担ってくれています」

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