2月13日 未来ノート 奥原希望

朝日新聞2018年2月4日26面:格上に負けない 高2で全日本史上最年少V 奥原希望(22)は小さいことから格上の相手と戦うことで、実力を伸ばしてきた。最初の相手は、父の圭永さん(59)がバドミントン部の顧問を務めていた長野・大町北高の生徒たち。奥原は小学4年生ながら全国高校総体にも出場する選手たちにまじり、同じ練習をこなした。「とにかく負けず嫌い。1度負けても、同じ相手には2度負けないという気持ちが強かった」と同高で指導した藤巻克さん(60)。平日の3時間のうち、2時間は試合形式の練習。奥原は背の高い相手のスマッシュを受ける中で、レシーブ力を磨いた。
圭永さんはビデオカメラを2台購入。大会では奥原の試合と、次の当たる対戦相手の試合を撮影し、一緒に映像をみながらどうやったら勝てるかを常に考えさせた。小学6年になると、男子中学生、女子高生に勝つようになった。「自分より強い相手がいつも目の前にいる。だから、同学年でどんなに勝っても満足することはなかった。」と奥原は振り返る。
中学卒業後は埼玉・大宮東高へ。「天井」を作らない圭永さんの指導方針は、同高の大高史夫さん(66)にも通じるものだった。大高さんは自宅の2階をリフォームし、奥原のために6畳の部屋を用意。「世界で戦える選手に育てたい」と奥原を連れて中国やマレーシアなどに遠征し、NTT東日本や日本ユニシスといった社会人の強豪チームの練習に参加させた。
最初はほとんど相手にしてもらえなかったが、次第に日本代表クラスとも試合をするようになった。奥原は「私の中で、負けて仕方がない試合なんて一つもない。どんな相手でも、どうやったら勝てるかを考えてきた」という。高校2年生で社会人選手を次々に破り、全日本総合選手権史上最年少優勝。30年近く指導し、多くのトップ選手を育てた大高さんも「さすがにびっくりした」という快挙だった。(照屋健)
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