10月27日 未来ノート 大谷翔平

朝日新聞2017年10月22日18面:けがをした時に「今できることをする」 「自分が今、できることをする」と、大谷翔平(23)はよく言う。背伸びもしなければ、なまけもしない。1日、1日を大事に過ごそうと心がける。グランドを離れると、本をよく読む。栄養学など体作りにつながる内容のものも手にして、疑問は専門家にぶつけてみる。「翔平君は興味の範囲が広い。『これについてはどうですか』と聞いてくる」。大谷のプロテイン摂取をサポートする株式会社明治の管理栄養士、大前恵さんは、あくなき探求心に驚く。
そんな、自分の体に人一倍気を使う大谷でも、ケガをするときはある。昨秋は右足首を痛め、今年4月には左太もも裏の肉離れをした。とくに肉離れは回復まで長引き、試合に復帰するまで10週間かかった。
「今回もつまんなかったです。リハビリとかやることは多かったですけど、単調になりがちですし、行動する範囲もせまい。チームに迷惑もかかるし」 今回も、と言ったのは理由がある。大谷は高校2年生とき、股関節の骨端線損傷で半年ほど、他の選手とは別の練習を強いられた。投げることも、走ることもできない。以前の取材で「人生で一番つまらなかった」とこぼしたほどだ。
しかし、何もせずに過ごしていたわけではない。「打つことだけはできたんです。この期間で、バッティングが飛躍的に伸びた」と花巻東高の佐々木監督。投手と打者、「二刀流」の土台をつくれた。
今年のケガは今後、どう生きるのか。それはまだ、わからない。「野球ができない分、他のことができたりとかは、もちろんあります。そういう部分でプラスになることはあると思うんですが、それを差し引いても、シーズン中にケガをすることほどつまらないものはない」。野球が大好き、ということだけは、より鮮明になった。
(山下弘展)
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