10月19日 未来ノート 大谷翔平

朝日新聞2017年10月15日18面:夢も目標も書く 高3で「2019年 世界最速175キロ」 「僕、高校で変わったので。小、中学校のときは、プロ野球選手になれたらいいな、というくらいだった」 大谷翔平(23)は岩手・花巻東高で、初めて自分の進む道が明確になった。野球部・佐々木洋監督の指導には特徴がある。夢でも目標でも、とにかく文字にするのだ。
入部すると、9×9=81個のマスをうめる。中心に据えるのは一番大きな目標。大谷の場合は「ドラフト1位、8球団」だった。周囲の8マスを、そのために必要な中目標で埋める。中目標の周りのマスを小目標で埋める。目標が小さくなるに従って、やるべき行動はわかりやすくなっていく。
狙いを、佐々木監督が説明する。「ただ、『140キロを投げたい』ではなく、そのために何が必要か具体的に考える。書き込むことで、やらなければならないことが見えてくる。計画と目標はセットです。大谷自身も、一つひとつのマスを考えていました」
大会後や冬場の筋力トレーニングの時期には、カレンダーの裏のような大きな紙に、自分を奮い立たせるような言葉を書いたり、負けた試合の新聞記事をはったりする。モチベーションを保つためだ。
高校の期間中だけでなく、人生の目標を時系列で記していくシートもある。「ストーリーを描き、こうなりたい、を積み重ねていく」と佐々木監督。高校3年のとき、大谷は自分の未来を「2014年メジャー昇格」「2019年世界最速175キロ」などと書いていた。
ペンと紙に夢を乗せた高校時代。「こうなったら面白い、と思って書いていました。最終的なゴールはわからないけど、想像して、決めていったものを一つひとつクリアしていく、ってことも面白くて、それをただ単に書いていただけなんです。書かなくても、鮮明に思っているだけでも、すごくいいと思います」(山下弘展)

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