10月1日 未来ノート テニス 錦織圭

朝日新聞2017年9月24日20面:英語力「習うより、慣れろ」 ここ3年、世界ランキングでトップ10を維持してきた錦織圭(日清食品)は、外国メディアの関心も高い。大会での記者会見は最初に英語、その後で日本語の質問に移っていく。「習うより、慣れろ」で身につけた英語力だ。
13歳で米フロリダ州ブラデントンのIMGアカデミーにテニス留学をした。「米国に行った当初の英語力は、ほぼゼロ。日本でも勉強はしていましたけど、覚えていなかった」 今は笑って振り返れるが、苦労が相当あった。
ツアー下部大会では審判がつかず、自己申告制の試合があった。「僕が日本人だからなめられたのかもしれないけれど、外国人は勝つことに貪欲すぎるというか、ずるいやつがいた」
錦織の打球が完全にインなのに、平気でアウトと言われる。「たいてい、泣き寝入りでした。英語に自信がないから、自己主張できなかった。ふだんから、自分から積極的に話す性格ではないですし・・・」
幸い、ショットで見返すテニスでの実力があったからハンディを乗り越えられた。苦難を糧にして。
そんな錦織だが、語学の大切さは実感するという。「意思疎通ができるようになると、自信がつくし、ゆとりが持てる」。今は主審へのアピールなどコート上の自己主張はかなり強い。
ツアーで世界を転戦する中で感じることがある。「それぞれの国でのスポーツの浸透度というか、社会での根づき方がわかるし、文化の違いも実感できる。生活する中で日本の居心地のよさが、半端じゃないのもわかります」
未来を担う日本の子どもたちへの伝言は?
「自分の人生をどう歩むのかは自由ですからね。ただ、僕は最初から世界のトップをめざしていたから、日本にとどまるという感覚がなかった。チャンスがあれば、常に世界へ、というのは自然なことでした」(稲垣康介)

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