1月19日 高速道路落下物 事故ご用心

朝日新聞2018年1月12日25面(埼玉西部):昨年1万件超すペース人身事故6件 見つけたら「#9910」通報求める
高速道路の落下物による事故が後を絶たない。昨年、県内の高速道路では年1万件を超えるペースで落下物が確認され、落下物による人身事故も6件起きており、県警や東日本高速道路(NEXCO東日本)が注意を呼びかけている。昨年10月、岡山県の中国道に落ちていたタイヤに車が接触して路肩に避難していた母子が、同じタイヤに接触して横転したトレーラーにはねられて亡くなった。埼玉県内でも同4月、関越道で同様に落下したタイヤに後続車が接触して横転、はじき飛んだタイヤがさらに別の車に衝突する事故があった。
県警高速隊によると、県内の高速道路では昨年1~11月に9502件の落下物を認知。プラスチック・ビニール類が最も多く縄などの布類、木材と続く。タイヤや電子レンジ、網戸、マッサージチェア、掘削機などもあったという。
落下物に乗り上げて車が破損するなどの事故は、同期間に計648件(前年同期比25件増)。人身事故は前年同期より3件多い6件起きた。関越道では11月、段ボールが落ちていたため減速した車が後続車に追突され、30代男性が重体に。5月にも軽自動車が屋根に積んだ脚立を落とし、よけようとして車線変更した後続車が別の車に衝突した。
高速隊などは「〇キロ先、落下物あり」などと高速道上の情報板で知らせている。「よく見て、減速するなど注意していれば防げた事故も多い」と山崎利信副隊長。余裕をもって減速や車線変更をするためにも、車間距離を空けて走ることも大切だという。NEXCO東日本は、落下物を発見した際は道路緊急ダイヤル「#9910」に通報するよう呼びかける。
積み荷をする側も注意が必要。物を落として事故を起こせば、自動車運転死傷罰法違反などの罪に問われることもある。同社は「シートをかけてロープで固定」「サービスエリアなどで再点検」といった注意を促している。
(小笠原一樹)

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